結婚式場どうやって決める?
3ステップで絶対後悔しない式場選び!

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招待ゲスト人数の相場

結婚が決まったら、挙式や披露宴の会場選びが始まりますね。

『たくさんの式場の中から一つを選ぶなんて難しい…』
『どうやって決めればいいんだろう?』

とお悩みの方も多いでしょう。

そんな方に向けて、失敗しない式場選びの方法を3つのステップで紹介していきます。

これから式場を探し始める方、
すでに何軒か見学に行ったけど、迷って決められないという方に
ぜひ読んでもらいたい記事です。

これから紹介する3ステップでスムーズに会場を決めることができるはず!

STEP1:どんな結婚式にしたいか話し合う

どんな結婚式にしたいか話し合う
まずは、どんな結婚式にしたいかを話し合ってみましょう。
このときのポイントは2つ

 

2人の意見だけでなく、親の意見も聞く
新郎新婦2人だけで大枠を決めてしまうと、後で親御さんと意見が合わず、一から選び直しになるかもしれません。
例えば、少人数の結婚式にするつもりで気に入った会場をもう決めていたのに、親御さんの希望で親戚をたくさん呼ぶことになり、大きな会場を探し直すことになった、ということも。
2人で話し合って意見が一致したとしても、会場を探し始める前に必ず親御さんの意見も聞いてみましょう。

 

漠然としたイメージではなく、具体的に決めていく
「どんな結婚式にしたい?」と聞かれると、
「楽しい結婚式!」とか「落ち着いた雰囲気」など、漠然としたイメージで答えてしまいがち。

 

もちろんそのようなイメージも必要ですが、それだけでは次のステップには進みにくいです。

 

曖昧なイメージではなく、次にあげる項目を一つずつ決めていくと、会場が絞りやすいのでおすすめですよ。

会場探しの前にきめておくとよいこと

  • ゲストのおおまかな人数
  • 地域
  • 予算の範囲
  • 挙式スタイル
  • 会場のタイプ

詳しく見ていきましょう。

 

ゲストのおおまかな人数

招待するゲストが何人ぐらいになるのか、ざっくりと計算してみましょう。
正確な人数じゃなくても、おおまかな人数で大丈夫です。
勤務先の上司や同僚は招待する?するなら何人ぐらい?
招待したいと思っている友人は何人?
親戚関係は誰を招待する?

 

という感じで、新郎側新婦側それぞれざっくりと人数を出してみましょう。

 

親戚関係については、親御さんに相談して決めるとよいです。

新郎側と新婦側で人数が違っても問題はありませんが、20名以上違ってくると配席のバランスが悪くなってきます。
気になるようなら、バランスを調整しながら人数を割り出していきましょう。
ゲストのリストアップ方法についてはこちらで詳しく紹介しています。

地域を絞る

結婚式を挙げる地域も、様々な選び方があります。
新郎新婦や親族、ゲストの利便性を考えて選んだり、観光やロケーションで選ぶ選び方もありますね。

 

自分たちに便利がいい地域にする

打ち合わせなどで会場に何度も足を運ぶのはお二人です。
その為、お二人が今住んでいる地域から通いやすい場所を選ぶカップルが多いです。

招待するゲストに合わせる

お二人ではなく、招待するゲストに合わせるという選び方もあります。

 

例えば、ご高齢のおじいちゃんおばあちゃんにとって長距離の移動は負担になるもの。

おじいちゃんおばあちゃんが遠方に住まわれている場合は、そこから近い結婚式場を選ぶ、というカップルもいます。

もちろん、おじいちゃんおばあちゃんだけでなく、他のゲストの都合も考えて一番ベストな地域を選びましょう。

思い出の地にする

二人にとって思い出の場所や初デートの場所、よく行ったところなどをチョイスするカップルもいます。

 

また、地元でもないし、今住んでいるわけでもないけれど、ふたりが大学時代を過ごした京都で挙げる、というような選び方もありでしょう。

 

 

ロケーションや観光目線で考える

リゾートでの結婚式に憧れがあったり、特に親しい人だけに絞って結婚式をしようと考えている場合は、海外や国内リゾート地でのウェディングもいいでしょう。

 

ゲストには車代や宿泊先を用意しておくか、あらかじめご祝儀を断っておくなど、ゲストの金銭的な負担が大きくならないよう計らうのがポイントです。

 

 

予算の範囲

ざっくりと予算の範囲を決めておくことも大事です。

 

と言っても、「結婚式って、いくらぐらいなの?」と全然想像がつかない人もいるでしょう。

 

会場によって違いはありますが、
ゲスト人数×5万~6万円で計算すると、大体の相場が出せますよ。
例えば、ゲスト60名の予定なら、挙式・披露宴にかかる費用は300万円~360万円ぐらいということです。

 

もちろん相場なので、これより高い場合も安くなる場合もあります。

 

ここでポイントなのが、費用の上限を決めておくことです。

 

会場見学の時に出される見積もりや料金表は、最低ランクのもので作られていることが多く、実際に準備を進めていくにつれて、金額が大きくなってしまいがちです。
ドレス、料理、装花など、少しずつのランクアップが積み重なって、最終的には驚くような金額になってしまうかもしれません。

 

後悔しないためには、予算の上限をあらかじめ決めておき、会場探しの段階では50万円~100万円ほど価格の上がり幅を考慮して見積もりを比較しましょう。

挙式スタイルを決める

挙式のスタイルによって、選べる会場が限定される場合もあります。

人気があるのは教会式と人前式で、このどちらかであればほとんどの会場で行うことができます。

 

教会式

キリスト教の神に結婚を誓うのが教会式です。キリスト教式とも呼ばれます。

 

牧師が挙式を進行し、指輪の交換や誓いのキス、賛美歌斉唱などを行います。

 

ホテルや会場に併設されたチャペルで行うことが多いですが、街の教会で行う場合もあります。
牧師や聖歌隊、オルガニストの手配が必要なので、他の挙式スタイルに比べると価格が高めです。

 

人前式

特定の神に誓うのではなく、参列したゲストに結婚を誓うのが人前式です。

式次第に決まりはないので、場所や音楽、内容も自分たちで考えることができます。

披露宴のように、司会者が式を進行することが多いです。

他のスタイルに比べると、和やかな雰囲気の挙式になりやすいです。

 

神前式

神道の神に結婚を誓うのが神前式です。

神主が式を進行し、玉串奉奠や三献の儀などを行います。

神社で行うことが多いですが、ホテルや式場に神殿が併設されていることもあります。

会場によっては、親族しか参列できない場合もあります。

 

仏前式

仏様やご先祖様に結婚の報告をするのが仏前式です。

僧侶が式を進行し、念珠(数珠)の授与や焼香を行います。

お寺や自宅のお仏前で行うことが多く、仏前式を選ぶカップルのほとんどはお坊さんや寺院関係者です。

参列できるのは、基本的には親族のみです。

 

会場のタイプを決める

結婚式や披露宴の会場はたくさんありますが、主な結婚式場は次の4タイプに分けられます。

 

主な結婚式場のタイプ

  • ホテル
  • 専門式場
  • ゲストハウス
  • レストラン
それぞれ特色がありますので、詳しく紹介していきます。

 

ホテル

幅広い年代のゲストに受け入れられやすいのが、ホテルウェディングでしょう。

 

ホテルの魅力の一つである格式高さや知名度は、特に年配ゲストや親御さんから支持されやすいです。親から勧められて由緒あるホテルを選ぶというカップルも。

 

駅から近い場合が多いので交通の便も良いですし、宿泊も可能です。遠方からのゲストが多い場合は喜ばれるでしょう。

 

食事も、和食・洋食・中華など、幅広い料理スタイルから選択できます

 

その一方で、ホテルには宴会場がいくつもあるので、何件もの披露宴が同時進行しています。
その為、他の新郎新婦と鉢合わせになったり、一般のホテル利用客から注目されることも。

 

専門式場

結婚式を行うために作られた会場が専門式場です。

 

専門会場の為、結婚式に必要な設備は備わっていますし、スタッフも経験豊富なスタッフが多く安心感があります

 

しかし、会場によってコンセプトが固まっており、演出などはある程度決まったものからしか選べないことが多いです。
オリジナリティを求める新郎新婦は不満に感じるかもしれませんね。

 

また、貸し切りでない場合は他の新郎新婦と鉢合わせになることもあります。

 

ゲストハウス

一軒家を丸ごと貸し切って結婚式を行う、というコンセプトの会場がゲストハウスです。

 

まるで自宅にゲストを招いて行うような、アットホームなパーティが行えるのが魅力です。

 

テラスやガーデンがある会場も多く、ガーデンでデザートビュッフェなど演出の幅も広がります

 

ロケーションの良さや広い敷地がメリットでもありますが、一方で交通の便が良くないことが多いです。

 

また、古い建物を生かしたリノベーション会場も見かけますが、着替え室が少ない、廊下が狭い、エレベーターがないなど、設備の不自由さが目立つこともあります。

 

レストラン

普段レストランとして営業しているお店を貸し切りにして行う結婚式がレストランウェディング。

 

最大の魅力は、なんといってもお料理でしょう。二人の気に入ったお店の、こだわりの料理でゲストをおもてなしすることができます

 

また、選ぶレストランの雰囲気によってフォーマルにもカジュアルにもなりますが、コンパクトな会場が多いので、ゲストとの距離が近く過ごせます

 

結婚式後も、記念日に利用するなど、気軽に末永く足を運ぶことができるのもメリットの一つです。

 

デメリットとしては、結婚式専門の会場ではないので、控室や音響設備など設備面が不十分だったり、挙式会場は別で探す必要があることも

 

STEP2:条件に合った会場をピックアップ

条件に合った会場をピックアップ
どんな結婚式にしたいかがある程度固まってきたら、次はその条件に合った会場をピックアップしていきます。
探す方法はいくつかあります。

 

結婚情報誌でさがす

テレビCMでもよく見かける、『ゼクシィ』などの結婚情報誌で会場を探すことができます。
首都圏版や関西版など、地域ごとに分けて出版されているので、自分たちの希望のエリアに合わせて選ぶことができます。
毎月発売されているので、直近のブライダルフェア情報や期間限定のお得なプランなども掲載されていますよ。

 

結婚情報サイトで探す

結婚情報サイトでは、条件を入力して希望の会場を検索することができます。
式場だけではなく、結婚指輪やハネムーン、エステなど、ブライダルに関する様々な情報が満載のサイトもあります。

 

中でも、ゼクシィネット、ハナユメ、みんなのウェディング、ウェディングパークなど人気のサイトは掲載会場数も多く、たくさんの会場から選ぶことができますよ。

 

ハナユメでは、エントリーして条件達成するだけで電子マネーがもらえるなど、
期間限定の色々なキャンペーンを行っていることがあります。
一度サイトをチェックしてみては?

 

SNSで探す

結婚式場探しは、ほとんどの人がまずはネットやSNSで検索するところから始めるようです。
「結婚式場 オシャレ 東京」「レストランウェディング 白金台」など、理想のイメージで式場検索する人や、

インスタグラムで先輩花嫁さんの投稿をチェックしたり、プレ花嫁アカウントを作って情報交換する方もいるようです。

情報をリサーチするだけでなく、先輩花嫁さんやプレ花嫁さんに質問したり情報交換ができるのが、SNSで式場探しをするメリットですね。

 

式場紹介カウンターで相談

ゼクシィ相談カウンターや、ハナユメウェディングデスクなどの式場紹介カウンターでは、
結婚式準備の段取りや、見積りなど、結婚式に関するいろいろな相談にのってもらえます。

 

相談料は無料で、仲介手数料やマージンが発生することもありません。特定の会場をごり押しすることもないです。

 

たくさんの中から、お二人にピッタリの会場をピックアップして、その後の見学予約まで進めてくれるので、効率よく会場探しを進めることができますよ!

 

オンライン相談を行っているところもあります。
自宅にいながら無料でプロに相談ができるのでおすすめです!

 

STEP3:見学会やブライダルフェアに参加する

見学会やブライダルフェアに参加する
気になる会場をピックアップしたら、見学会やブライダルフェアに参加しましょう!

 

何件見学すればいいの?

ゼクシィトレンド調査2021によると、式場見学は1件~3件行ったというカップルが多いようです。

 

元プランナーをしていた経験から言うと、式場見学は2~3件ほどがお勧めです

 

理由は二つ。

 

まず、1件見学しただけでは比較ができないから

 

もし1件目に訪問した会場がとても気に入ったとしても、それはいいところばかりが見えているだけで、悪いところに気が付いていないだけです。

 

また、初めての見学でテンションが上がっているということあります。その場の勢いで即決すると、後で後悔するかもしれません。

 

ほかの会場も見学して比較してみると、それぞれいいところと悪いところに気が付くでしょう。自分たちに合った会場を見つけるためにも、少なくとも2件は見学したほうがいいです。

 

次に、たくさん見学すると迷子になってしまうから

 

たくさん見学しすぎると、どの会場のどの部分が良かったのか忘れてしまったり、会場ごとに特色がちがうので、何を重視して決めればよいのかわからず迷子になってしまう人が多いです。

 

気になる会場がたくさんある場合は、資料請求をしたり、ホームページや結婚情報サイトで情報を集め、候補となる会場を多くても5件に絞って見学するといいでしょう。

 

迷った時の決め手

では、何件か見学した後、どの会場に決定するか迷ってしまった場合、何を決め手にすればよいのでしょう?

重視するポイントは人によって異なりますが、決め手になりやすいポイントをいくつか紹介します。

 

収容人数

収容人数がMAX80名の会場に、実際80名のゲストが着席した場合、とても窮屈に感じます。

 

かといってゲスト30名では、広すぎてガランとした寂しい印象になってしまうでしょう。

 

招待する予定のゲスト人数に20~30名をプラスした人数が最大収容人数の会場だと、広すぎず狭すぎない、ちょうどよい広さと言えます。

 

もし迷っている会場があるなら、収容人数に注意してみるといいかもしれませんね。

 

費用面

やはり、式場選びで決め手になりやすいのは費用面です。

といっても、式場見学の段階で出される見積もりは、最低ランクの内容で作られていることが多く、この初期見積もりで比較してもあまり参考になりません。

打ち合わせを重ねるごとに費用が上がっていくことが多いからです。

初期段階で見積もり比較をするためには、各項目ごとに希望のランクを決めて、どの会場でも同レベルの内容で見積もりをしてもらう必要があります。

例えばお料理なら、料理の品数やメインの素材から希望のランクを伝えて、どの会場でもその条件に合ったランクで見積もりをしてもらうと比較しやすいでしょう。

本当は試食するのが一番決めやすいですが、難しい場合は写真などを見せてもらいましょう。

 

立地

ゲストの移動手段を考慮して、立地が決め手になることも多いです。

例えば、電車でくる予定のゲストが多いので、駅から歩かないといけない会場は検討から外すとか、

車で来るゲストが多そうなので、駐車場が充実した会場を選ぶ、といった感じです。

 

雰囲気

『雰囲気』というと曖昧な感じに聞こえますが、

例えば、「あの会場のチャペルが素敵すぎて、絶対あそこで挙式したい!」といったような、建物・空間デザインやインテリアなどを極端に気に入った会場があるなら、それを決め手にしてもいいと思います。

会場の雰囲気は、写真にも残るポイントです。

気に入った衣裳を着て、大好きな雰囲気の会場で撮った写真は、あとから見返したときにも嬉しくなりますよ。

 

料理

結婚式・披露宴の印象として、最もゲストの心に残るのがお料理。

 

その為、お料理は重要視するカップルが多いです。

 

試食会があるなら、実際に食べて比べてみるのが一番ですが、試食会を実施していない会場もあります。

 

その場合でもあきらめずに、「料理を重視しているので、試食してみないと申込できない」という旨をプランナーに相談してみましょう。

特別に試食会を組んでくれることもあるかもしれません。

 

スタッフの対応

接客してくれたプランナーさんの人柄に惹かれたり、話しが分かりやすかったり、信頼できそうだったりして、担当者が気に入ったから決めた!ということもあるでしょう。

 

特に結婚式は、成約してから当日まで何度も打ち合わせがあります。相談しやすくて信頼できるプランナーさんと、楽しく準備を進めていきたいですよね。

 

しかし注意が必要なのが、式場によって分業制と一貫担当制の二種類あるということです。

 

分業制はプランナーさんが途中で変わり、成約後は打ち合わせ担当のプランナーに引き継がれることになります。

 

見学の際に担当してくれたプランナーさんを気に入って、その人が決め手で会場を決めようとしているなら、成約後の担当はどうなるのか、必ず確認してから決めましょう。

 

また、プランナーさん以外のスタッフにも注目してみましょう。

 

見学の際に席に案内してくれたスタッフや、飲み物を出してくれたスタッフなど、会場スタッフ全体の対応も重要です。

 

会場スタッフの対応が心地よかったり、気遣いが感じられる対応だと、結婚式当日もゲストのおもてなしを安心して任せることができますよね。

式場見学やブライダルフェアに行くときの服装や持ち物についてはこちらの記事をチェック!

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まとめ

いかがでしたか?
要点をまとめると次のようになります。

 

  • どんな結婚式にしたいか(人数・地域・予算・挙式スタイル・会場タイプなど)を話し合う
  • ふたりだけでなく、親の意見も聞く
  • 式場見学やブライダルフェアは2件~3件がベスト!

 

いよいよ結婚式に向けての準備が始まりますね。
どんな結婚式を挙げたいか、しっかり話し合って、
ふたりにとって理想の会場を見つけてくださいね。
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