8月に結婚式を挙げることにしたけど、これって非常識!?
ゲストに迷惑に思われるかな?
8月の結婚式で注意すべきことを知りたい!
こんな悩みの方に向けた記事です。
8月に結婚式を挙げるのは非常識か?
気候の面やお盆があることから、
『8月に結婚式を挙げるのは非常識なのでは?』と心配な人もいるようですが、実際はどうなのでしょうか?
実際にどれぐらいの割合のカップルが8月に結婚式を挙げているのか、
また、参列した人の実際の声も集めました!
8月に挙げる人の割合
実際にどれぐらいの割合のカップルが、8月に結婚式を挙げているのでしょうか?
結婚式場紹介サイト『ハナユメ』が調べたデータを見てみましょう。
[出典元:ハナユメ結婚式準備ガイド(もう迷わない!結婚式の時期をスムーズに決めるための3つのステップ)]
上記グラフから分かるように、1年のうちで8月に結婚式を挙げるカップルは全体の約6%で、
1月・2月・12月の真冬の時期とほぼ同じくらいの割合です。
人気の月とはいえませんが、全体の6%の人が8月に結婚式を挙げています。
8月の結婚式は決して非常識ではありませんよ!
8月に挙げるメリット
では他の月と比べて、8月に結婚式を挙げるメリットは何でしょうか?
大きなメリットは2つあります!
費用を安く抑えられる
8月に結婚式を挙げる場合、他の月よりも費用を安く抑えられます。
なぜかというと、会場側としては人気のない時期でも予約が入りやすいように、他の月よりも価格を安く設定しているからです。
もし、どの月に結婚式をあげても、一年中同じ金額だったら、気候的に過ごしやすい春や秋に人気が集中して、夏や冬は結婚式を挙げる人が少なくなるでしょう。
だから、どのシーズンでも一定数予約が入るように、ほとんどの会場が8月限定の割引プランや特典を用意しています。
さらに、これから会場探しを始める方には、式場紹介サイトや紹介デスクから見学予約をするのもおススメです。
ハナユメ↓などの紹介サイトから見学予約をして会場見学や相談会に参加すれば、もっとお得に結婚式を挙げられますよ。
日程が選びやすい
人気のシーズンに比べると8月は土日でも比較的空いているというのが、もう一つのメリットです。
土曜日の午後や日曜日の午前中、日柄のいい大安や友引の日は人気なので、
春や秋など人気のシーズンだと一年以上前から埋まっていることも多いです。
しかし、オフシーズンの8月だと、この人気の日や時間帯も空いていることが多く、好きな日程が選びやすいです。
参列した人の実際の声
では、実際に8月に結婚式に参列したゲストは、どのように感じたのでしょう?
8月結婚式に参列経験がある人の声を、SNSで探してみました!
【8月結婚式に参列経験がある人の声】
これら参列者の感想を見ると、暑さに関する声がほとんどだということが分かります。
お盆月なので困る…という意見も中にはありましたが、お盆やその前後を避ければ問題ないという方が多かったです。
ではこれらの感想を参考に、どのようにしたらゲストに喜んでもらえるかを提案していきます!
ゲストにできる最大限の配慮
迷惑と感じるかどうかは人それぞれとしても、他の月に比べると過ごしにくい時期であることは確かです。
ゲストにできるだけ負担をかけないように、最大限の配慮を施して結婚式を行いましょう。
お盆は避ける
8月に結婚式を挙げてもOK!とはいっても、お盆の時期は避けましょう。
お盆は帰省やお墓参り、親戚の集まりなどの予定がある人が多く、結婚式をこの時期に行うのは迷惑と捉える人が多いからです。
よほどの理由がない限り、お盆の時期に結婚式を挙げるのは避けましょう。
移動手段を考える
ゲストが屋外を長時間歩かなくてもいいように配慮しましょう。
男性は礼服やスーツを着て参列しますし、女性はしっかりメイクをして参列される方が多いでしょう。
駅から会場まで炎天下の中歩くと、汗だくになりますし、せっかくのメイクも崩れてしまいますよね。
駅直結の会場なら問題ありませんが、会場が駅から遠い場合は要注意です。
タクシーチケットを招待状に同封したり、シャトルバスを用意して招待状に案内を入れるなど、駅からの移動手段を手配しておきましょう。
参列者用に着付けやヘアセットを手配
夏だけど着物で参列したい、というゲストもいらっしゃいます。
美容室で着付けをし、電車や徒歩で会場まで移動するというのはただでさえ大変なのに、酷暑の中ではもっとつらいですよね。
着物で参列する可能性がある親族や友人には、
会場での着付けやヘアセットができることをあらかじめ伝えておくといいですよ。
また、着物も事前に会場に送っておけたり、帰りも宅配便で自宅まで送ることができると、行き帰りの荷物も少なくなって便利ですよね。
会場に相談してみて、可能ならゲストに伝えておきましょう。きっと喜ばれると思います。
待合スペースに心遣い
受付や待合スペースに、夏ならではの心遣いを施しましょう。
参列ゲストの声で評判がよかったのがこちらです。
- 冷たいおしぼりを配る
- オリジナルうちわを用意し受付で配る
- 冷たいウェルカムドリンクの種類をたくさん用意しておく
- 化粧室にメイク直しのためのアメニティーを用意する
ちょっとした気遣いですが、新郎新婦の心遣いが感じられ、ゲストに喜ばれるでしょう。
また、披露宴会場内は冷房が効いています。
男性ゲストや着物姿のゲストに合わせた温度設定だと、ドレス姿のゲストは寒くなってしまいますよね。
あらかじめブランケットを用意しておき、薄着のゲストにはスタッフから声かけしてもらうなど、心遣いを会場側と共有しておきましょう。
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屋外での演出は控える
フラワーシャワーやブーケトス、バルーンリリースなど、屋外で行う演出は避けた方がいいです。
フラワーシャワーは、挙式の新郎新婦退場時にチャペル内で行う、
ブーケトスは屋内で行うブーケプルズに変更する、
などして、屋内での演出に変更しましょう。
どうしても屋外でやりたい演出がある場合は、ゲストに参加を強制するのではなく、屋内とガーデンを自由に行き来できるようにして、屋内からも見られるように工夫しましょう。
ゲストに感謝の気持ちを伝える
先ほどの参列者の声にもありましたが、
「暑い中来てくれてありがとう」
「事情があってこの時期になって申し訳ない」という一言があるだけで、
ゲストの満足度は全然変わってきます。
参列するゲストは、「大切な親族や友人の結婚式なら是非参加したい!」と思う一方、
「なんでこんな暑い時期に…」と思ってしまうこともあるでしょう。
そんなゲストに「来てよかった!」と思ってもらえるよう、
できる限りの配慮と感謝の言葉を忘れないようにしましょう。
結婚式の日程を伝えるときに、「暑い時期になっちゃってごめんね」とか、
当日でも披露宴の歓談中や送賓の時などに一言「今日は暑い中来てくれてありがとう!」と言葉に出して伝えてください。
間違っても、「安いから8月にした」ということはゲストには言わないようにしましょう。
『夏の結婚式=安い』ということを知っている人でも、それが目的で8月挙式にしたということを直接新郎新婦から聞くと、「自分たちのことしか考えていないんだ…」と残念な気持ちになりますよね。
どんなに親しい間柄でも、ちゃんと感謝の気持ちを伝えましょう。
まとめ
いかがでしたか?
この記事をまとめると、
8月の結婚式は非常識じゃない。
お盆の時期は避けるべき。
ゲストへの配慮を忘れずに!
という内容でした。
色々な事情があって結婚式の時期を決めることと思いますが、どんな時期を選んでも、新郎新婦もゲストもハッピーになる結婚式にしましょう!