結婚式の日取りと会場が決まると、いったん準備は一段落したように思えますね。
このタイミングで、
「式場との打ち合わせって前倒しできないのかな?」
「時間がある今のうちに、できることはやっておきたい!」
と考える方、結構多いのではないでしょうか?
この記事では、
結婚式の本格的な打ち合わせが始まる前でも準備しておけること
早めに取り掛かることで、これからの打ち合わせがスムーズに進むポイント
を紹介します。
記事を読み終えると、きっと今やるべきことが見えてくるはずです!
打ち合わせは結婚式の4ヶ月前から
リクルートのゼクシィトレンド調査2022によると、
披露宴・ウェディングパーティ会場の検討時期は、結婚式当日の1年4ヶ月前というカップルが一番多く、次に多いのは1年前。
全体の約51.4%のカップルが、結婚式の1年4ヶ月前~1年前までの間に会場を検討・決定してるようです。
しかしどの会場でも、本格的な打ち合わせが始まるのは、基本的には披露宴当日の約3ヶ月前~4ヶ月前です。
つまりほとんどのカップルが、会場を決定してから約1年~8ヶ月程の間は、会場との打ち合わせもなく過ごしていることになります。
できることは早めに準備しておきたいという方も多いはずですが、
どの会場でも、本格的な準備が4ヶ月前からスタートするのには理由があります。
理由① 招待状発送時期に合わせて
招待状は、結婚式の2ヶ月前に発送するのが一般的です。
発送前には、印刷や封入などの作業があり、これに約2週間~1ヶ月ほど要します。
そのため、発送から逆算した3ヶ月前、
さらに1か月余裕をみて結婚式の4ヶ月前に、招待状のデザインや文面を打ち合わせする会場が多いのです。
理由② 変更やキャンセルを避けるため
打ち合わせが4ヶ月前にスタートするもう一つの理由は、変更やキャンセルを回避するため。
招待状や装花、料理、引出物など、結婚式ではたくさんのアイテムを選んでいきますよね。
「決めることがたくさんあるので、後々バタバタしたくないから早めに決めたい!」
という方も多いでしょう。
でも、決めるのが早すぎると、後々考えなおす時間がありすぎて、やっぱり変更したい!ということも多いです。
また、アイテムを注文した後で、
「まだ時間もあるし、やっぱり手作りにしよう!」と思うこともあるでしょう。
その時、すでに発注済のアイテムのキャンセルするには、キャンセル料がかかることもあります。
会場側としても、キャンセルや変更の処理に労力を使いたくないので、
早すぎる打ち合わせは避けたいんです。
早めに打ち合わせを始めることはできる?
では、打ち合わせを4ヶ月以上前から始めることはできないのでしょうか?
それは会場によって対応が異なります。
打ち合わせの前倒しOKの会場もあれば、NGの会場もあります。
もし、
「会場から連絡ないけど、打ち合わせはいつから始まるのかな?」とか、
「バタバタしたくないから、ちょっと早めに始めたいな。」
と思っているなら、一度会場に問い合わせしてみましょう。
初回打ち合わせ前にやっておくといいこと
打ち合わせが4ヶ月前からといっても、
短期間でバタバタ準備を進めるより、時間に余裕のあるうちにできることはやっておきたいですよね。
4ヶ月前の初回打ち合わせは、招待状の打ち合わせがメインです。
その打ち合わせ前に、次のことを準備しておくと、初回打ち合わせがスムーズに進みます。
☐ ゲストのリストアップと連絡
☐ 招待状の差出人を決めておく
☐ 招待状を手作りするかどうか決めておく
詳しく見ていきましょう。
ゲストのリストアップと連絡
初回打ち合わせで主になるのは、招待状の打ち合わせです。
それまでに、誰を招待するかを選んでおきましょう。
招待状は、できれば直接手渡しするのが良いのですが、
忙しかったり、遠方に住んでいたりでなかなか会えない人には、郵便で招待状を送ります。
招待状を渡す前に、ゲストにはあらかじめ結婚の報告と日時をお知らせしておくのがマナーです。
その際、郵送を予定しているゲストには郵送先住所を確認しておきましょう。
招待するゲストの選び方については、こちらで詳しく説明しています↓
失敗しない招待ゲストの選び方とリストアップの手順
招待状の差出人を決めておく
招待状は差出人を以下の4パターンから選べます。
招待状の差出人
- 本人
- 両家両親
- 連名(差出人:本人/文末に親の挨拶)
- 連名(差出人:親/文末に本人の挨拶)
差出人=結婚式の主催者です。
今は新郎新婦が主催の結婚式が多いですが、
昔は親が子供たちの結婚式を取り仕切ることが一般的でした。
今でも、年配の方々の中には、それが当然と思われている方もいます。
主催者=差出人を誰にするかによって、招待状の文面は変わります。
その為、差出人については打ち合わせが始まる前に決めておくとスムーズです。
招待するゲストの関係や割合(本人関係が多いのか、親族関係が多いのか)もふまえて、親御さんとも相談しておきましょう。
手作りするかどうか決めておく
招待状を手作りしたいと考えているなら、早めに決めておくと良いです。
というのも、打ち合わせでは招待状のデザインや文面を選んで注文するからです。
打ち合わせの時に、手作りにするかどうか悩んでいては打ち合わせが進みません。
手作りにするかどうか迷っているなら、あらかじめ材料費や手作りの工程を調べて、どうするかを決めておきましょう。
また、結婚式の招待状には細かなルールがたくさんあるので、手作りする場合はそのルールを知っておかないといけません。
招待状を手作りすることをプランナーに伝えて招待状のルールや手順を教えてもらい、打ち合わせ後すぐに取り掛かれるようにするとスムーズです。
招待状は、ゲストの目に最初に触れるものですので、作成は慎重に!
作成途中で、文面もプランナーにチェックしてもらうことをお勧めします!
4ヶ月より前に準備できること
4ヶ月以上前に自分たちで準備できることは、招待状以外にもあります!
4か月以上前に準備しておくといいこと
☐ 衣裳を決める
☐ 前撮りの検討
☐ 結婚式のイメージ作り
☐ 結婚式でやりたいことリストアップ
☐ アイテムの準備
☐ BGMを考え始める
衣裳を決める
会場と日取りが決まったら、次に決めるのは衣裳です。
理由は、人気のドレスはすぐに予約が埋まってしまうから!
どのドレスショップでも、同じデザインのドレスは何着か用意しています。
しかし同デザインで同サイズのものは数点しかありません。
ドレスショップは複数の会場と提携しているので、気に入った衣裳があなたの挙式当日に空いているとは限らないのです。
ですから、会場と日程が決まったら、すぐ衣裳選びです!
前撮りの検討
季節にもよりますが、前撮りは3ヶ月前にする方が多いです。
結婚式の3ヶ月以上前なら、撮った写真でアルバムやウェルカムボードを注文しても当日に間に合います。
結婚式当日の待合スペースに前撮り写真を飾ったり、アルバムを置いておくのもおすすめです。
式場提携のカメラマンに前撮りも依頼するのであれば、プランナーが手配や準備を進めてくれるのでとても楽ですが、
費用を抑えたかったり、結婚式当日とは全く違う雰囲気で撮影したいなら、自分で手配するとよいです。
例えば、結婚式当日はドレスを着る予定だけれど、前撮りは和装を着て京都の町家で撮影、というのも素敵ですよね。
衣装のレンタルや着付けなども合わせると、前撮りは総額で20万円ほど必要になりますが、
こちらの『夢館』では、新郎新婦の衣装&着付け・新婦ヘアセット&メイク、髪飾り、撮影料と写真データがセットになって4万円台~なので、大変リーズナブルに前撮りができます!
結婚式のイメージ作り
結婚式の3ヶ月前から、装花やメイクなどの打ち合わせも始まってきます。
「緑をたっぷり使ってナチュラルな雰囲気にしたい!」とか、
「ピンクでかわいい雰囲気にしたい」など、
あらかじめイメージを固めておくと、フローリストやメイクさんも提案しやすく、打ち合わせもスムーズに進みます。
結婚式・披露宴全体のテーマカラーを決めておくのもおすすめです。
全体的にまとまりのあるコーディネートができますよ。
結婚式でやりたいことのリストアップ
披露宴の進行は、2ヶ月前から打ち合わせし始めます。
それまでに、やりたいことをリストアップしておくといいですよ。
「ブーケトスがしたい!」などの具体的なものでなくても、
「ゲストとたくさん写真が撮りたい」とか、「ゆったりとした披露宴がいい」など、ざっくりとした要望でもOK!
打ち合わせでプランナーや司会者に伝えて、挙式や披露宴に取り入れてもらいましょう。
アイテムの準備
結婚式では、たくさんのアイテムが必要になります。
アイテムのほとんどは会場を通して手配可能ですが、手作りや持ち込みされる人も多いです。
手作りや持ち込みしやすいアイテムがこちらです。
- 招待状
- 席次表
- 席札
- リングピロー
- ウェルカムボード
- ウェルカムベアなど、ウェルカムスペースの装飾アイテム
- プチギフト(お開きの時に配るアイテム)
- プロフィール映像
- 両親への記念品
手作りする予定があるものは早めに取り掛かりましょう。
また、持ち込みが可能かどうか、必ず会場に確認しておいてください。
アイテムによっては持ち込み不可の場合があります。
BGMを考え始める
進行が固まったらBGMを決めていくのですが、このBGM選びで悩むカップルが非常に多いです。
すべてのシーンの曲を選ぶ必要はありませんが、印象に残るシーンは新郎新婦が選んだ曲を使うことが多いです。
主にこちらのシーンです。
- 入場
- 乾杯
- ケーキカット
- 中座退場
- お色直し入場
- 退場
曲選びのルールや、おすすめの曲を用意している会場もあるので、
選び始める前にプランナーに確認してみるといいですよ。
まとめ
いかがでしたか?
今回は結婚式の打ち合わせが始まる時期とその理由、
4ヶ月以上前から準備可能なことを紹介しました。
要点をまとめると、こんな感じです。
- 結婚式の打ち合わせが始まるのは3,4ヶ月前から。前倒し可能な場合もアリ。
- 招待状の打ち合わせ前に必要なのはゲストのリストアップと差出人決め。
- 4ヶ月前以上に準備できることもたくさんある!
早めに準備して、ぜひ望み通りの結婚式を挙げてくださいね。